2020/04/12
目次
ルアーの始まり
日本では1700年前後に確認されている漁法として「餌木」や「角」などが有名ではありますが、本格的にゲームフィッシングとして盛んになったのはブラックバス釣りが発端と言われています。現在のプラスチック製のものに至るまでは、木材を削り魚の形に模したものを使っていたようです。
ミノー
最も一般的な形のルアー、リップ(口の位置にあり水の抵抗を受ける部分)が短く表層からやや表層部までの潜水が可能なもの。小型の魚であればサヨリやメッキなどから大型のシーバスに至るまで、幅広いターゲットが狙えるルアーですね。基本的にはフローティングタイプ(水に浮かぶ材質)のものが多いです。
クランクベイト
ミノーと決定的に違うのはリップの長さと狙える水深です。シャロークランク(約0~1m)、ミドルクランク(約1~3m)、ディープクランク(約3~5m以上)と分けて判別することができ、それぞれ当日の潮の状況などで使い分けます。雨が降っている場合や前日に雨が降った場合は、表層は塩分濃度が薄い水になっているため程度によって潜水させる必要があります。ほとんどの物がフローティングタイプになっています。ヒラメなどのオフショアにも適しています。
バイブレーション
ルアー発祥からみると後期型のもの、ミノー系と違いリップがない一方比重が水に比べ重いので一気に海底(湖底)まで落ちていきます。また、動きも独特で海底を「ついばむ」ような格好で進み、体を振動させながら魚の食い気を誘うためバイブレーションと名付けられた説もあります。飛距離がかなり稼げるため広範囲を探るのに有効です。こちらもヒラメやマゴチなどに効果的です。
ペンシルべイト
文字通りペンシルのような形をしたルアーです。特徴的なのは水面と平行に浮遊、若しくは垂直になるものまであります。ロッドアクションが必要となります。
ポッパー
水面を音を出しながら引いてくるルアーです。その音で魚の食い気を刺激し、バイトさせます。表層付近を引いてくるため、条件がそろわないと中々使用し辛いルアーではありますが、バイトの瞬間を視認できる魅力は最高の思い出となります!シーバスや青物にも有効です。
フロッグ
カエルやネズミの形を模したもので、泳ぎ方も様々あります。雷魚やナマズといった大型のフィッシュイーターに有効なルアーです。カラーに関してはできればマッチザベイトを意識した方が違和感なく食ってくれるでしょう。
スピナーベイト
小魚が集まって泳ぐ様子を模したルアーです。ブラックバス釣りで使用されることが多い一方で、近年では海釣り用のものも開発されています。汎用性が高く海・川問わず活躍の場を広げています。根魚などにも十分効果があると感じています。
まとめ
どの釣り方にも特徴があり、ターゲットに対しパターンは一つと限りません。まずは各種の釣り方を体感し、楽しむことがとっても重要です!毎年新しい商品が台頭してくるので筆者の「釣り熱」は冷めそうにありません!