2020/04/12
せっかく遠出したのに釣れない。エサもかじられず戻ってくるなど、ストレスを味わった釣り人は多いはずです。そんな釣れないストレスを回避しましょう!
目次
①釣れるタナ(深さ)を把握する
浮き釣りなどで良くあるケースですが、魚がいるタナにエサが到達していない場合があります。魚は魚種にもよりますが回遊するタナが深い場合があります。前日に雨が降っていれば表層は淡水が多めですし、河口付近であれば水量が多くなりますよね!そんな海中の変化に魚は敏感なので、釣り人も海中の様子をイメージしてあげる必要があります。
②マッチザベイト
ルアー釣りをする方は聞いたことがあるかもしれませんが、この「マッチザベイト」とは釣り場で釣れる魚が何を捕食しているか確認する事により、釣果を増やそうというものです。例えばシーバスが釣れたとします。そのシーバスの胃の中を確認する(吐き出させる)事により、その釣り場での捕食対象を把握します。スポイトなどで吸引し取り出すか、口の中から見えている場合は目視で確認することも出来ます。ルアー釣りではサイズ・色太さなど多くの情報が得られますよね!
③時間帯の確認
海釣りでは主に干潮・満潮・朝マズメ・夕マズメなどの「時合い」が存在します。先輩釣り師たちはこの時間を見計らい、釣れる時間に合わせ釣行します。対して「潮止まり」という時間帯が必ず存在するのをご存じですか?満潮時と干潮時の前後30分~45分程だと筆者は考えています。これは海中でも潮が動かず魚の活性が落ちる時で、基本的に何をしても釣れない(魚はいます)時間帯です。この時間は筆者は寝るかゲームをするかごはんにするかなど釣り以外の事に使うようにしています。自分の釣りに行く場所の潮見表を事前にしておくと良いでしょう。
④コマセの打ち過ぎは逆効果
釣れないからと言ってコマセ(オキアミなど)を多く撒く初心者の方がいますが、これは逆効果になる場合があります。コマセは対象魚を寄せる効果はもちろんありますが、他の「エサ取り」などを集めてしまう場合があります。そうするとエサが対象魚まで届かず、齧られるだけで一日を終えることになりかねません。不要な量の撒き餌に頼らない事をお勧めします。
⑤仕掛けがかみ合っていない
例えば「アジを釣りたい」と思って購入した仕掛けも、針の大きさや糸の太さによっては大きすぎる場合があります。仕掛けを購入する際は、釣行場所で釣れている(狙っている)魚種の大きさや数など店員さんに聞いたりHPでの確認はしましょう!
⑥釣りやすい魚種を釣ろう!
一般的に「旬の魚」と呼ばれる魚種は、脂がのってうまい・釣りやすいなど釣り人にとってはありがたい存在です。大手釣具店さんのHPや釣行前のエサ購入で立ち寄った釣具屋さんで情報を貰うようにしましょう!狙った魚種が坊主でも「旬な魚ならいるはず!」と切り替える気持ちも釣果を伸ばすコツです!
⑦【奥の手】海上釣堀
海上釣堀は手ぶらで釣りを「安全に」楽しむ事ができ、かつ釣れる魚種も豊富で魅力が沢山あります。釣れなかったときの回避策としても十分ですし、専門に通う常連さんも少なくありません。海上釣堀では専用の釣り仕掛けやロッド・エサなど制限がある場所も多いので事前確認をされた方が良いでしょう。